1. えーえんとくちから - 笹井宏之

<Dialogue colorName="violet" isAvatarCircle={true} borderWidth={"thick"}> {"みの"} タイトルがいいなと思って買った歌集。

    タイトルになっている詩の「えーえんとくちから」が「『えーえん』と口から」にも「永遠解く力」にも読めるというセンスに感動した。

    詩がこんなにもグッとくるのかと、もう少し早く知っていればと思った。

    適当にページを開いて、目に入った詩をなんとなくぼーっと考える、というのが結構たのしい。
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2. 海と毒薬 - 遠藤周作

<Dialogue colorName="violet" isAvatarCircle={true} borderWidth={"thick"}> {"みの"} 積読になっていたうちの一冊。

    なんとなく夜中に読み始めたらそのまま最後まで一気に読んでしまった。

    [九州大学生体解剖事件](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F%E4%BD%93%E8%A7%A3%E5%89%96%E4%BA%8B%E4%BB%B6) が題材で、軽い気持ちで読み始めるにはあまりにもテーマが重すぎた。
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3. 永遠平和のために - カント

<Dialogue colorName="violet" isAvatarCircle={true} borderWidth={"thick"}> {"みの"} 哲学者カントの著した政治哲学本。

    全人類読むべき。
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4. 方舟さくら丸 - 安部公房

<Dialogue colorName="violet" isAvatarCircle={true} borderWidth={"thick"}> {"みの"} 「安部公房だからSFでしょ」と思って読み始めたらまさかのサバイバルゲームだった。

    世界滅亡に備えてでっかい採掘場の跡地にシェルターを作っていた主人公「モグラ」が、クセの強い登場人物とシェルターでの共同生活を送る中、現れた侵入者たちによってモグラの計画がガラガラと崩されていく…

    といった感じ。

    安部公房独特の湿度の高い重ための雰囲気なのに、ちょこちょこギャグっぽくて非常にカオスだった。
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5. 遮光 - 中村文則

<Dialogue colorName="violet" isAvatarCircle={true} borderWidth={"thick"}> {"みの"} 恋人を事故でなくした虚言癖のある青年の話。

    かなりメンタルにきた。

    読んだあとしばらく胃が重たかった。
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以上、今年読んだ中で印象にのこった本をピックアップしました。

暗い純文学か哲学書みたいなものしか読んでなかったな…

来年はハッピーエンドな作品を少しは読みたいです。

んじゃまた。

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